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ネットショップ運営

日本人に馴染みのない支払いサービスPayPalとは?

投稿日:2017年8月27日 更新日:

こんにちは。トロントでWebデベロッパーとして働いているHarryです。

日本ではあまり馴染みのないオンライン決済サービス、PayPalについて解説します。

いろいろとAPI、決済サービスが用意されてますが、とりあえずWoocommerce+PayPal(ウェブペイメントスタンダード)での運用がおすすめ。カゴ落ちがきになるならPayPalではなくStripeなどの有料エクステンションで代用する。

Paypalとは

PayPal公式HPによると、

オンライン上での「支払い」と「受取り」を安全にできる決済サービスです。ペイパルを通じてクレジットカードでの支払いと受付けができます。カード情報はペイパルがしっかり保護。支払いの際は、お店側にカード情報を伝えません。世界2億人以上、1500万店舗以上で利用されていますので、海外の取引にも便利で安心!PayPal

ようするに、ネットで商品やサービスを売買するための支払いの手続きを代行してくれる会社のことです。

決済代行会社って何?

ネットで買い物をする時、クレジットカード番号を入力しますよね。たいていの場合、ネットショップ運営者にはその情報は届きません。クレジットカード支払を代行する決済代行会社に送られます。

決済代行会社がネットショップ運営者に変わって、ユーザーのクレジットカードを使った支払手続きを行ってくれるんです。代わりに手数料として取引額の約3%前後をネットショップ運営者は決済代行会社に支払います。

代行会社は受け取った支払額から手数料を差し引いた額をネットショップ運営者の口座に振り込みます。

なぜ決済代行会社をわざわざ利用するかというと、直接ネットショップ運営者がクレジット会社との取引を行うのは大変だからです。高度なセキュリティを求められますし、それには時間もコストもかかります。

クレジットカード払いとPayPal払いの違い

これら2つの支払い方法は別のものとして認識されがちですが、PayPalもクレジットカードを利用しますので、基本的に仕組みは同じです。

ただ、PayPalは自分のアカウントを作ることができますので、PayPal払いを導入しているウェブサイトであれば「PayPalで支払う」を選択するだけで、わざわざ自分のクレジットカード情報を入力することなく買い物できるメリットがあります。

もう一点大きな違いとして、PayPalの支払いはPayPalのウェブサイト上で行います。ネットショップで買い物をしていても、「PayPalで支払う」を選ぶといったんPayPalのサイトに飛ばなければなりません。ユーザとしてはお金を払おうとすると急に別のサイトに誘導されるわけですから、不審に思ったり、処理を面倒に感じて購入を中止する人が少なくありません(「かご落ち」といいます)

かご落ちはPayPalの大きなデメリットの一つです。

PayPalを利用するメリット

決済システムの導入がとっても簡単

まず開発者としては導入自体は簡単です。ネットショップ側の操作としては、WordpressでWoocommerceをインストールすればデフォルトでPayPal払いが実装されていますので、この機能を有効にする。あとはPayPalのサイトから自分のPayPalアカウントを作って、Woocommerceと連動するよう設定すればOK!

たったこれだけで、支払システムの構築はほぼ完了。顧客から注文が入ると事前に登録したあなたのメールアドレスにメールが届きます。顧客にも注文を受け取ったという内容のメールが自動的に送信されます。

オーダーがキャンセルされた場合の返金処理などもPayPalのアカウント上で即時実行できます。

基本使用料は無料

基本的に初期費用、月額手数料は無料です。

日本国内の取引で適用される手数料は1件ごとに3.6%+40円。つまり、1000円の商品があなたのネットショップで売れたとすると、1000×3.6%+40円=76円が手数料として取られます。

決済代行の手数料は会社によって異なりますが、だいたいどこも3%前後ですのでほぼ変わりません。

海外展開しやすい

日本では馴染みのないPayPalですが、例えばここ北米では有名。ネットで物を買わないおじいさん、おばあさんでも名前くらいは知ってる、といった感じ。

日本のアカウントでは2017年8月現在で世界22通貨の支払いに対応しています。

ネットショップを多言語化するだけで、すぐにでも海外で販売するシステムを導入できることになります。

入金が早い

顧客が支払った商品の代金はいったんPayPalアカウントに入金されます。これをPayPalアカウントに事前登録した銀行口座に振り込むことで受け取ることができます。

このようにいったん決済代行会社のアカウントに入金されるのはどこの会社も同じ。ですが、銀行口座の振込みにかかる時間がPayPalは業界最短です。手続き自体はPayPalのアカウント上で即時実行できて、入金されるまではわずか3営業日

かかるところは1ヶ月近くかかる会社もありますが、入金処理が早いのは大きなメリットですね。

PayPalを利用するデメリット

日本での知名度が低い

圧倒的にこれが一番のデメリットです。PayPalを知っているユーザが日本にはほとんどいないので、ユーザに怪しまれます

デフォルトの支払フローがユーザーに不親切

前述したようにPayPalで支払おうとすると、元のネットショップのサイトからいったんPayPalのページに飛びます。そこでクレジットカード情報を入力させて支払わせるわけですが、この仕組みがユーザにとってはとても分かりにくい!

顧客の住所や名前はネットショップ側のサイトで入力するのに、支払いだけ別。

せっかくネットで買いたい商品を見つけて、いざ支払いしようとすると何やらよく知らないサイトに飛ぶ…クレジットカードの番号入力して大丈夫かな?とだれもが思いますよね。

PayPalのデフォルト設定ではカゴ落ちする可能性が大きいです。

日本のアカウントでは画面遷移は回避不可

これを回避するためにネットショップ内で完結させる方法があります。が、これ日本のアカウントでは実装できません。ここカナダでは「PayPal Pro」というサービスがあるんですが…

そこでカゴ落ちを軽減させる方法として「ウェブペイメントプラス」という月額利用料3,000円の有料サービスを利用できます。(ちなみにデフォルトで実装されているサービスは「ウェブペイメントスタンダード」)PayPalアカウントがなくても支払い可能になります。

実際はPayPalのページに遷移するんですが、遷移していないように見せる方法。

PayPalのアカウントにログインして、販売ツールで決済HTMLボタンを作成、ネットショップに作成したHTMLを張りつけます。

まとめ

PayPalは実装できる決済サービスがたくさんあるので分かりにくいですよね。

一番いいのはカゴ落ちが起こりにくいようにネットショップ内で支払いを完結させる方法ですが、日本のアカウントでは実装不可能。

資金的余裕があれば月額3000円払って、ウェブペイメントプラスを申し込むといいと思いますが、Woocommerceはウェブペイメントプラスに対応するエクステンションがないようなので、ひとまずデフォルトのウェブペイメントスタンダードを利用する。

どうしても画面遷移させたくない場合はStripeなどの有料のエクステンションを使って、PayPal以外の決済代行サービスを選ぶ必要があります。







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