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雑記

不登校の原因が学校にあるとは限らない

投稿日:2018年2月10日 更新日:

中学2年の秋ごろから中学を卒業するまで、僕は不登校に悩みました。

それまではとても充実した学校生活を送っていました。本当に学校が楽しかったです。

部活も楽しかったし、クラスにも仲のいい友達が複数いましたし、自分で言うのもなんですけど成績も悪くありませんでした。三者面談では「行きたい高校は一通り、どこでも選べるます」と担任から言われてハイ終了、でしたし。

いわゆる優等生だったんですけど、ある日、何もかもどうでもよくなって、いきなり学校に行けなくなってしまいました。

周りは意味が分からなくてパニック。

その時は自分でも理由が分からなかったんですが、今にして思えば、すさんだ家庭環境が原因で心を病んでしまったのでした。

子供が不登校になると、周りはまず学校に問題があると思いますよね。学校が嫌だから行かなくなるものだと。

だけど実際不登校になる子は、学校が嫌だから来なくなるとは限らないということをもっと理解してほしいと思います。

家庭に問題がある場合もある

どこの家庭にも、あまりペラペラ話せないような複雑な事情ってあるものですよね。

家庭では良いことも悪いことも起こるものですけど、普通は中と外のバランスをうまくとるものです。

つまり健康な家庭であれば、家庭の問題を表に出しすぎないし、隠しすぎない。

極端に表に出したり隠したりするのは、何かしら問題を抱えている家庭と言えます。

我が家の場合は後者でした。

両親がギャンブルで作った借金、借金取りからの電話、毎晩消費される大量のアルコール、両親からの物理的、精神的暴力、ネグレクト状態でゴミ屋敷と状態の部屋と大量のゴキブリ。

外から見ると問題のない健全な家庭のようですが、実際内部は悲惨なものでした。

こちら虐待を受けて育った人達が親に向けて書いたメッセージを集めた本。外からは見えなくても、実際はこういう家庭たくさんあるみたいですね。

この時、なんとか外の世界(学校)と中の世界(家庭)でバランスを取ろうとしましたが、14歳、中学2年生にはあまりにも問題が複雑で、心身が耐えられなくなってしまったのでした。

(あれ?うちって他の家庭となんか違うぞ?)という違和感と、家庭が壊れていく危機感というのは小学校高学年ごろから徐々に募っていたのを覚えています。

家庭の中の問題は外からは見えないことも

問題を隠そうとする家庭が怖いのは、それがとても巧妙だということです。

外から見ると、母親は料理上手な明るい母親に見えるし、父親は熱心に働く家族思いの父親に見えます。

だからその家庭が内部から崩壊している様子は外からは絶対に分かりません。

周りから見ると「あんなにいい子がどうしていきなり!?」という感じで不登校になること、結構あると思います。

俗にいう「いい子」は頭、勘、要領がいいので、隠さなければならないことを感じ取って、家庭の複雑な事情を隠してしまえます。

心が折れるまで、限界が近づいていることも隠せてしまうので周囲が気付くのは難しいです。

だけど、それでも気付かれない形で、なんらかのSOSは発しているのではないでしょうか。

そういう視点を予め持っていないと、気付くのは難しいと思います。

精神的な病の場合もある

子供がうつ病になってしまうことがあります。

だけど、大人の場合と違って気付かれることはほとんどありません。

医学的なことを知らないので勝手なことは言えませんが、何かを思い悩んで自分で自分の命を絶ってしまうような子供は、そのほとんどが精神的な病を発症しているのではないでしょうか。

「毎日死にたくてたまらない」なんて、どう考えても普通の精神状態じゃないですよね。

2度のうつ病経験

僕は今まで、人生で2度うつ病にかかったことがあります。

1度目は後から説明するとして、2度目は大学生の時。母親が警察に逮捕、起訴され、裁判で有罪判決が下りた時期です。

その時期は家族とは離れて生活していましたが、それでもいろんなことが起こって精神的に本当に参っていました。

ある日、胸のあたりが急に痛くなることが何日も続いたので、肺の病気か何かだと思って内科を受診しました。いろいろな検査をした結果、どこにも異常がなく、身体的には何の異常も見当たりませんでした。するとお医者さんが

「なにか最近ストレスはたまってませんか?」

と優しい顔でおしゃった瞬間、涙が溢れて止まらず、自分でもなぜ涙が出るのか、何が何だか分からない…ということがありました。

結果、うつ病と診断されましたが、幸い2週間ほどの自宅療養で元の生活に戻ることができました。

自分では自分の心が擦り減っていることに全く気付かなかったのですが、体は悲鳴をあげていたんですね。

その頃こういった本を読み漁るようになりました。そしてうつ病について勉強するうちに、自分の身に起こっていたことを理解することができました。

うつ病と診断されたあの時。何もかもがどうでもよくなって、やる気が起きず、ひたすら体がだるくて寝ていたいあの感じ

これはまさに、中学2年の時、急に学校に行けなくなったあの時の感覚でした。

人生1度目のうつ病は中学2年の時、自分でも分からないうちに患っていたんですね。実際に診断を受けたわけではないので、はっきりとは言い切れませんが、自分ではあれは間違いなくうつ病だったと思っています。

不登校の理由は本人でも簡単に説明できない

子供は自分の心の状態を、言葉でうまく説明できるほどのボキャブラリーも知識も経験もありません。

不登校になって「どうして学校に来ないの?」といろいろな人から尋ねられましたけど、答えられませんでした。正直その理由が自分でもよく分からなかったし、説明できなかったんですよね。

大人になった今、子供の頃の自分の環境や感情を振り返ってみてようやく気付いたくらいです。

あぁ、自分は病んでいたんだなと。

精神的な病を患っていたとしても、普通は子供が自分で気付くことなんてできません。

家庭に問題があって発症している場合は、両親とかけあっても無駄ですので、担任の先生が自動相談所の職員と相談し、診察を受けさせるなどの対処が必要だと思います。

ただ、前述したように、不登校の原因は学校にあると考えられることが多く、家庭と協力して解決しようとするのが定石だと思います。

学校には何の原因もなく、家庭に問題があっても外からはそれが見えないとなると、子供が危険な状況にあっても気付けないケースが実際はほとんどではないでしょうか。

本人でさえも理由が分からない場合がある

先ほども書いたように、なぜ学校に行けないのか本人も分からない場合があります。

子供のころの自分の言葉で説明するとするなら、

「なぜかは分からないけど、とにかく何もやる気が起きなくて、毎日寝ていたいんです」

くらいしか言えないかもしれません。ただ、「寝たいだけとはいったい何事か」と言われそうで、実際に言ったことはありませんでしたが。

そうして昼も夜も関係なく家で寝ていると、そのうち死にたくてたまらなくなるんですよね。だけど、実際は死ぬことなんてできなくてまた辛い。

当然その間も虐待は継続するので、家にいても事態が好転することはないわけです。

虐待から逃げたくて学校に行っているうちはまだよくて、精神的に折れると学校すら行けなくなるからヤバいんです!

そんなこと、学校の先生や友達に相談なんてできないし、相談しようというマインドすら持つことはありません。

「あんなにいい子がどうして!?」となった結果、本人に理由を聞いても分からないとなると周りはどうしていいか…となるかもしれません。が、今まで対処したことのない大問題が降りかかっているわけなので、実際のところ自分に何が起こっているのか、本人にもよく分からないんです。

早めに受診させて

そんなときは「本人が話したくなるまで待ちましょう」で収めるのではなくて、病気を疑ってみる。病院に連れて行って、診断してもらうのがいいと思います。

本人が話したくなるまで待っていても問題が長期化、複雑化、深刻化するだけです。

・○○君が学校に来れるように、クラスのみんなで話し合う
・クラスの生徒が交代で○○君に毎日電話をする

なんてのも、この場合悪化させるだけだと思います。もともと何も問題のなかった学校の環境に悪影響を与えて、戻りづらくなるだけです。

まとめ

・病的な家庭の場合、外からは不登校の原因が分かりにくいこともある
・子供が精神的な病にかかっていることもある
・不登校の本人も自分の状況が理解できないこともある

あくまで自分の経験をもとに、不登校の原因が学校ではなく家庭にある場合もある、という状況についてまとめてみました。

最後に

全国で不登校の生徒や子供に悩んでいる方々に、こんなケースだってあるというヒントになれば幸いです。

自分が生まれ育った家庭状況を説明するのは今でも勇気がいります。「恥」だなと思いますし、普通の家庭で生まれ育っていれば今頃…と思うことも多いです。

だけど不登校の子供達に「今は最悪でも大人になればこうやって話せる日だってくるんだよ!」っていうのを伝えたいのと、僕と同じように人生を後悔している人に「人生失敗したと思っても、30歳から海外にいって働いて、自分のやりたいことだってできるんだよ!」って言いたいですね。







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