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雑記

パンダのシャンシャンと若者の選挙離れ

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こんにちは、トロントでWebデベロッパーとして働くハリーです。

上野動物園でパンダが産まれたという話がトロントまで聞こえてきます。パンダなんて和歌山では毎年のように産まれてて、しかも並ばずに見れるのも知らずに…東京の人は…と東京人をディスりたいのではありません。

上野動物園のシャンシャンがやたらテレビで放送されるのも、日本の社会がちっとも若者にとって住みやすくならないのも実は似たような問題だ、という話です。

民放テレビ局にとって一番大事なもの

まず当たり前のことですけど、テレビ局にとって一番大事なものは視聴率です。どれだけ視聴率がとれるかが民放番組にとって一番大事。

視聴率が高いとスポンサーも得やすいし、局の株価も上がるし、儲かっていいことだらけ。逆に視聴率が悪ければ番組は放送し続けられないし、収入にならないわけです。

だから、テレビ局は高視聴率をとる映像を作らなければなりません。

なぜテレビはパンダの話ばっかりするのか

なぜどのテレビ局も産まれたパンダの話しをするのかというと、高視聴率がとれるからです。

ではどうして上野動物園のパンダの話で高視聴率がとれるのでしょうか。それは東京でパンダが産まれたからです。

ここで、視聴率を計測する会社、ビデオリサーチが出している視聴率調査に関する資料をみてみます。

日本の放送エリアは全国で32で、それぞれのエリアで視聴率の調査が行われています。ビデオリサーチが実施しているのはそのうち全国27か所。

その中で圧倒的に世帯数が多いのが関東圏で900世帯。次に関西圏と名古屋地区の600世帯が続きます。熊本地区、金沢地区などの小さい地域になると200世帯と、東京の4分の1以下しかサンプリングされていません。

関東圏は視聴率のモニタリング数が一番多い地域だから、多くのテレビ番組は関東に住んでいる人に向けに作られます。だから和歌山でパンダが産まれても見向きもしないけど、東京で産まれるとお祭り騒ぎするわけです。

ほんとは放送する側にとって、パンダそのものはどうでもいいんですよ。東京でパンダが産まれることに意味があるわけです。

高齢者中心の政策

これと同じことが日本の政策におきています。

政治家にとって大事なのは選挙で当選すること。どんなに高い志を持っていても、当選しないことには始まりませんから。だから一番大事なのは自分を当選させてくれる有権者なわけです。

そして、選挙に投票するのは若者よりも圧倒的に高齢者が多い。そこで、若者に向けた政策を実行するよりも、高齢者に向けた方が都合がいいわけです。

言ってみれば「テレビの視聴率のサンプリング対象」イコール、選挙で言う「高齢者」となっているわけです。

例えば、2019年以降、政府は中高年を対象とした「学び直し」支援として5000億円を投入することを今年発表しました。

定年退職する世代の人がもう一度大学に行って勉強したいなら政府が支援してあげますよ、って感じの政策です。

保育園が足りない問題とか、奨学金を返せない問題とか、若い人達が直面している死活問題を無視して、もともとお金がないわけじゃない中高年世代に5000億円ばらまくんですよ。

選挙に行くしかない

若い世代にとっては納得できないですよね? だけど、こういう状況にしているのは若者自身。若い世代が選挙に行かないのが問題なんです。

総務省のHPによると、平成26年12月に行われた第47回衆議院議員総選挙の20歳代の投票率がわずか32.58%、30歳代が42.09%

40歳代以上はおおむね50%を超えていて、60歳代ではなんと68.28%もあるんですよ!

そりゃあ絶対数も投票比率も大きい世代に向けた政策を打ち出しますよね。東京で産まれたパンダの話をするように。

中高年者と同じ割合だけ若い世代が選挙に行ったとしても、人口は既に釣鐘型ですから数で上回ることはできないです。だけど、「若者の投票率がグングン上がってます!」的なことが話題になってくるとどうでしょうか?政治家もこれを無視できなくなりますよね。

保育園増やせ!ってtwitterで文句言ってるお母さん、この前の衆議院議員総選挙行きましたか?

奨学金が返せなくてこのままだと自己破産だって嘆いてる方、選挙行ったことありますか?同じ世代の人たち、3人に1人しか投票してないこと、知ってましたか?

若者にとって住みやすい社会をつくるには、若者が選挙に参加するしかありません。

平成28年7月に行われた第24回参議院議員通常選挙は選挙権年齢が18歳に下がってから初めての国政選挙でしたが、18歳の投票率はなんと51.28%!

まとめ

若い人、もっと選挙に行きましょう!

何かを変えたくて一生懸命twitterでつぶやいている人、だれか一人でも誘って選挙に行った方がよっぽど世の中を変える力がありますよ!







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