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海外就職活動

ポイントはここ!日本とは全く違う英語の履歴書の書き方[テンプレート付]

投稿日:2017年7月17日 更新日:

こんにちは、トロントでWebデベロッパーとして働くハリーです。

今回は英語の履歴書の書き方、書くときのポイントについて説明します。

英語の履歴書には決まったフォーマットや正しい書き方はないので、アドバイスする人によって書き方がかなり異なります。あくまで私の経験をもとに説明したいと思います。

目的

まず履歴書を書く目的ですが、それはずばり人事に「この人と会ってみたい」と思わせることです。履歴書を作ることは仕事を得るための第一歩。ここにあなたの人生を詰め込まなければなりません。応募する会社の要求と自分の

  • 資格
  • 教育的バックグランド(学歴)
  • 経験
  • スキル
  • などがどれだけマッチするか、その会社があなたを雇うべき理由を端的に分かりやすく示さなくてはなりません。

    では日本の履歴書とはかなり異なる英語の履歴書の特徴を見ていきましょう。

    特徴

    家族構成、趣味、特技は書かない

    まず、家族構成、趣味、特技は書きません。趣味や特技が一定レベルまで熟達していて、職業と深く関係があるのであればアピールポイントになることもあるかもしれませんが、日本式の履歴書によく見られる「読書」「音楽鑑賞」などは書いても無駄です。

    職歴、学歴は最新のものから逆時系列で

    日本式とは逆です。最後に務めた会社から記述します。

    年齢、性別、国籍、顔写真など就職差別につながる情報は載せない

    日本の履歴書では当たり前のようにフォーマットに存在するこれらの項目ですが、差別につながるので載せません。例えば男性だから雇う、女性だから雇わないというのは性別による就職差別ですよね。本人の職業的な能力とは関係がないので、そもそも載せる意味がありません。

    学歴や職歴には年次を記載しますので、ある程度の年齢は分かってしまいますが、わざわざ明記する必要はありません。

    国籍も書く必要はありませんが、面接ではビザに関する質問は必ず挙がりますので、ナショナリティーに関するバックグランドは口頭で説明することになります。

    種類

    1、Chronological…古典的な書き方の一つで内容を時系列にまとめたのも
    2、Functional…スキルのアピールに重点を置いたもの
    3、Combination…ChronologicalとFunctionalを組み合わせたもの

    決まったフォーマットはないと言いましたが、大きく分けて3つの種類が存在します。最近では3のコンビネーション形式が主流とのことなので、こちらをおすすめします。技術者向けですが、テンプレートを用意してみました。よかったら使ってください。

    それでは実際に書いてみましょう。ステップは大きく分けて6つ

    手順

    STEP1 フォーマットを決める

    コンビネーションタイプがおすすめ。以下コンビネーションタイプを前提に勧めます。

    STEP2 個人情報

    まず名前、住所、電話番号、メールアドレスを記載します。

    STEP3 スキル

    持っているスキル、資格などを箇条書きに記載します。

    STEP4 職歴

    職歴を逆時系列に記載します。重要なのは役割と成果を具体的に書くことです。「プロジェクトマネージャーとして○○円売り上げた」など

    STEP5 学歴

    学歴を逆時系列に記載します。

    STEP6 チェック

    ネイティブの友人にチェックしてもらいましょう。

    ポイント

    では書き方のポイントを見ていきます

    1、履歴書は応募する会社によって内容を変える

    履歴書は一つ作ったら終わり、ではありません。Indeed、LinkedInなどで募集を見つけたら、募集内容やHPからその会社がどんな経歴やスキルを持っている人を探しているかを分析します。

    求人情報の探し方はこちら

    そして自分の持っているスキルとマッチすればピンポイントでアピールします。そのため1日に何十件も応募するのは不可能です。せいぜい5、6件程度でしょう。

    例えば以下の内容は、トロントで実際に募集しているWebデベロッパーの募集内容の一部をIndeedからひっぱってきたものです。

    タイトル: PHP and WordPress Developer

    Very good HTML, CSS, PHP & Javascript Skills (Including JQuery)
    Experience and expertise in customizing WordPress themes and plugins.
    Excellent English communication skills (Verbal & Written)
    Able to manage and communicate with development teams overseas

    まず一番上の内容を見ていきます。HTML, CSS, PHP, Javascriptが書けることは必須みたいですね。そこでまず「Skill」「Technical Skill」「Qualification」などの項目に「HTML」「CSS」「PHP」「Javascript」などを入れておくことは必須です。

    仕事内容を見ていくとWordpressのテーマやプラグインのカスタマイズがメインなようです。「Work Experience」今までに携わったプロジェクトの中から例えば「オリジナルのテーマやプラグインを作成した経験」やそれが「何件ダウンロードされたのか」それによって会社に「どれだけの利益をもたらしたか」などをアピールします。

    スペース的に余裕があれば書いてもいいかもしれませんが、例えばUI設計やデザインなどの経験の詳しい記述は私なら省きます。おそらくデザイナーは既に社内にいるでしょうし、そこは求められていないからです。

    「高い英語能力や海外とのやりとりができること」という要求があるので、これは日本人としてアピールポイントになりえますね。TOEICの点数を記載してもあまり意味がないので、IELTSやTOEFTの点数を載せます。言語の項目に「Japanese: Native」などと付け加えてもいいでしょう。海外で就職しようと頑張るあなたは、きっとインターナショナルな経験が何かしらあるはずなので、そこをアピールします。

    このように応募する会社に合わせて項目をカスタマイズしていきます。履歴書の使い回しは人事担当者は見抜くので意味がありませんし、おすすめしません。これはMOSAICで就職活動の相談に行った際に頂いたアドバイスの一つでもあります。

    MOSAICについてはこちら

    2、重要なアピールポイントほど上に

    あなたが既に社会人経験があるのであれば、一番上には「Technical Skill」の項目、学生であれば「Education」を載せます。なぜこれらが一番上かというと、一番重要な情報だからです。重要なアピールポイントほど上に記載していきます。

    人事は履歴をくまなく最初から最後まで見てくれるわけではありません。上の方を少し見て興味があればもっと下まで見る。そのため最初の数行で興味をもってもらわなければゴミ箱行きとなってしまいます。

    中項目も重要な順に載せていきます。例えば先ほどの募集内容の例で言うと、大項目「Technical Skill」の下は中項目「Computer Language」「CMS」「Language」などが上位にきます。

    「Server」「Software」「IDT」「OS」などの中項目を作ったとしても「Computer Language」などの上におくことはありません。

    3、レイアウトを手抜きしない

    意外と重要です。具体的には縦横のラインを揃え、無駄な空白を作らないようにします。

    企業の人事部は何十枚、何百枚という履歴書を受け取って、その中から面接に進む人を選ばなければなりません。そのため全ての履歴書をじっくり読むのではなく、さっとスキャンして気になるものとそうでないものを分けます。その間ほんの数秒です。そして気になったものを再度、今度はじっくり目を通して面接に進む候補者を決めるんですね。

    この数秒の判断の時に、レイアウトが悪いと落とされます。

    バンクーバーのローカル企業の人事部で働いている友人がいます。彼は普段履歴書の選考を行っているのですが、内容と同時にレイアウトを重視すると言っていました。つい手を抜いてしまいそうな細かいところまで考えが及ぶ人物かどうかを見るためだそうです。

    4、社会人はA4用紙2枚以上書くこと

    長さに規定はありません。どれだけ書いても自由です。

    しかし、大学生はA4用紙1枚でもOKですが、社会人であれば2枚は必要です。1枚にまとめるべきという人もいますが、履歴書にはあなたの人生が詰まっているので、学生ならまだしもA4用紙1枚には収まらないはずだと私は考えます。

    例えば過去に務めた会社が1社だけだったとしても、その会社でどんなプロジェクトに携わったか、そのプロジェクト内での役割「Responsibilities」と何を達成したか「Achievements」を明らかにします。

    同じプロジェクトを7、8年と続けていて、その中で立場が全く変わることもなかった…なんて人はまれでしょうから、この項目だけで1枚分くらいにはなると思います。

    面接では、やりとりは履歴書をもとに行われます。今までのプロジェクトの内容を深く掘りさげてくるんですね。その時にアピールにつながる質問が来ることを想定して書いていきます。

    5、フォントはcalibriかTimes New Roman、サイズは最低12pt

    最後にフォントはcalibriかTimes New Romanが一般的。見出しなどは少しフォントを大きくする必要がありますが、他は最低でも12ptに設定しましょう。これが一般的です。

    6、ネイティブのチェックをあてにしすぎない

    履歴書が書き終わったら、ネイティブの友人に必ずチェックしてもらいましょう。私達よりも経験豊富ですから、自分では気づかなかった様々なアドバイスをくれます。文法やスペルのミスも指摘してくれることでしょう。

    ここで一つ注意点があります。ネイティブのチェックを頼りにしすぎないことです。

    最初にも言いましたが、書き方に正解はないので人それぞれアドバイスが異なります。Aさんに指摘された箇所を修正したら、修正したところをBさんに指摘され、Bさんに指摘された箇所を修正したら、修正したところをCさんに指摘され…ということが起こります。私の場合、4、5人にチェックしてもらいましたが、そういうことが頻繁に起こりました。

    「だれかがチェックしてくれてOKだからこれでOK」ではなくて、「自分が納得できる内容だからこれでOK」が正解なのです。「これ以上にすばらしい履歴書は作れない。このできばえで落とされたら仕方ない。」と思えるまで書き直します。

    まとめ
    英語の履歴書は日本のようにフォーマットが決まっていません。といいつつも書くべき内容、書いてはいけない内容にはある程度ルールがあります。

    大事なのは自分自身がこれでよいと納得のいくできばえまで作りあげることと、その履歴書を使って応募してみて、反応がなければ原因を考えて修正する、そしてまた応募するという作業を繰り返すことです。







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