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【書評】三色ボールペン学習は英語の長文対策に効果的

投稿日:2017年12月11日 更新日:

こんにちは、トロントでWebデベロッパーとして働くハリーです。

『三色ボールペンで読む日本語』を読みましたが、英語学習に非常に効果的だと思ったのでシェアしたいと思います。

はじめに

初版が2005年なのでかなり前に出版された本ですが、英語学習、特にReadingに効果的な読書の方法を教えてくれるということで、おすすめなのがこちら。

この本を初めて読んだ当時は本格的に英語学習を始める前です。が、振り返ってみるとこの3つの色を使って本を読むというのが、今ではReading学習の基本になっています。

特徴

本って普通はただ読みますよね。受動的です。それを3色ボールペンで線を引きながら能動的に読んで理解しましょうという内容です。

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まず、読みたい本に3色ボールペンで線を引こう。まあ大事なところに青の線、すごく大事なところに赤の線、おもしろいと感じたところに緑の線。たったこれだけであなたの日本語力は驚くほど向上する!amazon

ボールペンの色を変える時のあの「カチッ」という音が、思考が切り替わるいいスイッチになると著者の斎藤孝さんは語っています。

ちなみに斎藤孝さんと名前だけ聞いてもピンとこない方もいるかもしれませんが、顔を見ればすぐに分かると思います。明治大学文学部教授という肩書の他、テレビのコメンテーターなどされてる方ですね。

感想

評価:★★★★★

赤はメインアイデア、青はサポートアイデア、緑は個人的に面白いと思ったところに線を引くわけですが、やってみるとこれが頭を使います。頭では文章を理解しているつもりでも、いざ線を引こうとすると実はよく分かっていなかった、ということが確認できます。

緑は簡単なんです。自分が知らなかったことが書いてあったり、おもしろい文章表現を見つけると自由に線を引いてOK「へぇー」って思った時が緑を引くタイミング。

でも赤と青は違います。この二つには引くべき正解の文章が存在します。その文章の筆者が本当に言いたいことには赤、メインで言いたいことを補強するためのサポート的文章には青、といった具合です。そしてサポート的文章にはいろいろな具体例がついてきます。

つまり、赤と青の線がひけないということは筆者が言いたいこと、その文章の構造などが理解できていないということになります。緑に正解はありませんが、赤と青には正解・不正解があります。

ちなみに鉛筆だとまだ簡単です。間違っても後から消せばいいと思って引けますからね。が、ポイントは蛍光ペンとかボールペンとか、一度書いたら消えないペンで書きこむこと。なぜならちゃんと理解して引いた線は後から消す必要がないからです。やっつけで線を引いて後から間違いに気付くと修正できませんので、ちゃんと考えて引かなければいけません。

IELTSや英検の長文を読むときに、この3つの色のメソッドが役に立ちます。「メインアイデアは何か」「サポートアイデアは何か」ということを考えながら文章を読むクセがつくんですよね。

関連本

『声に出して読みたい日本語』など、齋藤孝さんは他にもいろいろ有名な本を執筆なさってますが、中でも紹介したいのはこれ。2006年に発売された『質問力』です。

『三色ボールペンで読む日本語』の中でも述べられていますが、質問力という単語は齋藤孝さんの造語。言葉の響きのおもしろさから人気になり、その後あっという間に『○○力』という本が世の中にたくさん出回るようになりました。

つまり2006年以降発売された世の中の『○○力』という本は、『質問力』ブームにあやかって出てきた二番煎じ。所詮は他人のアイデアの模倣ですから、内容のない本が多いです。オリジナルはこちら!

最後に

三色ボールペンを使った読書は論文、エッセイ、小説などジャンルを問わず活用できると著者は述べていますが、英文に応用するのが一番効果的な活用方法だと思います。

ぜひ英語学習に役立ててください!

kindleをまだ持っていない方はこちらからどうぞ。kindleもいろいろ種類がありますが、英語学習として使うならこちらのKindle Paperwhiteがおすすめです。







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